トラック協会 河北支部(東三島輸送協議会)にて助成金・補助金活用の研修会の講師を務めさせて頂きました。
助成金100万円の受給は運送業の売上に換算すると1億円の価値がある?
運送業界においての利益率は1%とも2%とも言われており、
平成25年度の売上高経常利益率は全国平均で-0.8%(全ト協経営分析H27.3.23版)という
数字が報告されているのが現状です。
-0.8%では利益が出せず損失が出ている状態となりますので、仮に利益率を1%で
設定した場合に100万円の利益を出そうとすれば、1億円の売り上げが必要となります。
新たに1億円の売り上げを増やすとなると車両で約10台分相当と仮定しても
相当の営業努力や手間、増車に伴う車両事故や人的・経済変動リスクも負う必要が出てきます。以上のことを踏まえて考えると、
助成金100万円につき、売り上げ1億円の価値ということも決して過言ではないと言えるのではないでしょうか?
という始まりで、助成金活用の重要性や具体的な活用事例を踏まえてお話をさせて頂きました。
お金に直結する事もあってか、いつも以上に真剣な雰囲気と講義終了後も数社の方からご質問などを受けました。
雇用だけでなく、市や各種団体から色々なものが出ておりますので、是非皆さま御活用を!!
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